RKK熊本放送「ソラカラ~SORACOLOR~」
九州空撮隊の東です。
前回ブログでもご紹介したように
RKK熊本放送「ソラカラ」が4月2日をもって最終回を迎えました。
2017年から放送が始まり、約4年半。
レギュラーの228回と年末の1時間特番を3年続けられたのは
ご視聴いただいていた皆様のおかげです。
そして何より、お忙しい中撮影にご協力いただいた皆様のおかげです。
「ソラカラ」の撮影は天気に大きく左右されます。
ドローンは雨天時に撮影できないため、
天気予備(天気が悪かった場合を想定し、撮影候補日を何日か設ける)や
急な撮影許可申請・取材依頼になりご迷惑をおかけする事ばかりでしたが
皆様快く対応していただきました。
ご協力いただいた皆様との出会いが「ソラカラ」一番の財産だと感じています。
最終回では、初回放送時の場所を撮影させていただき、
4年半の復興の歩みを感じることができ感慨深いものがありました。
貴重な経験の機会を与えてくださったRKKの皆さま
本当にありがとうございました。
次に関わった制作スタッフからのご挨拶させていただきます。
企画・ディレクション
木下真弓(シマノタネ)
暮らしや概念を大きく変えた、2016年の熊本地震。
失われたものの大きさは人によってさまざまですが一方で、
あたりまえの日常のありがたさを実感する機会にもなりました。
多くの人が「ふるさとのいま」を見つめ、
自然と人が織りなす日常をアーカイブしていくことの大切さに思いを馳せるなかで生まれたのが、「ソラカラ」という番組でした。
2017年のスタートから約5年にわたり、
構成やナレーション原稿で制作に携わらせていただき、
いろいろな視点や角度で熊本の「いま」を垣間見させていただけたことで、
私自身もふるさとへの愛着が深まっていきました。
制作にあたり「九州空撮隊」の撮影クルーの皆さんがとらえてくれた映像は
どれも、ただの記録ではなく、誰かの記憶の一部になりうるもの。
映像素材を拝見しているだけで、その地の歩みや人との対話が聞こえてくるようで、
原稿を作る過程で大きく心を揺さぶられることも多々ありました。
地震や豪雨などの自然災害が頻発する昨今。
それでも各地でたゆみなく営みを続ける皆さんの姿に、
すべてが明日につながる今日である、ということを教えていただいた気がします。
「ソラカラ」を紡ぐひとときは私にとって、
ふるさとを次代へつなぐ祈りのような時間でもありました。
今後は「ソラクマ」を楽しみに拝見させていただきながら、
私自身も家族とともに土地の一部となれるよう、努めていきたいと思います。
県内各地で取材撮影にご協力いただきました皆様、
ご覧いただいた視聴者の皆様。
そして貴重な機会をつくってくださったRKKと九州空撮隊の皆様。
5年間、本当にありがとうございました。
ナレーション
糸永有希(RKKアナウンサー)
熊本地震をきっかけに
空から「今の熊本」を見つめ続けてきました。
空から見た熊本は、優しさと力強さに溢れる自慢の場所ばかり。
変化を続ける熊本をこれからも見つめていきたいです。
そして、ソラカラチームが大好きです。
4年半ありがとうございました。
撮影・編集
蓑田真一朗(元撮影スタッフ)
はじめは制作者として、そして今では視聴者としてとても大好きな番組でした。
少しの間ではありますが、
「ソラカラ」の立ち上げ・制作に携われたことは私の自慢の一つです。
撮影に携わって頂いた方々を始め、
番組を応援してくれて頂いた方々に感謝申し上げます。
ありがとうございました!
許可申請
川口 愛
撮影許可をいただく際に「見てます、楽しみにしてます!」の声が
嬉しくとても励みになりました。
「ソラカラ」を通して熊本の美しさ、そこに住む方々の前向きな強さに
いつも勇気をいただいておりました。
番組をいつも応援してくださった皆様、
撮影にご協力いただいた皆様、
本当にありがとうございました。
撮影
段村征宏
「ソラカラ」に関わらせていただき、丸一年。
知らない熊本をたくさん見ることができました。
これからも変わりゆく熊本をソラカラとしてお伝えできなくなるのが残念ではありますが、
「ソラカラ」で培ってきたものを九州空撮隊として引き続き活かしていきます。
これまで、ソラカラの取材に協力いただいた皆様、番組をご覧になられた皆様、
今まで、本当にありがとうございました。
2分にも満たないドローン空撮をメインとした番組が
ここまで続けることができたのもご協力いただいた全ての皆さまと
視聴者の皆さまのおかげです。
本当にありがとうございました。
「ソラカラ」は終了し、4月9日から始まる「ソラクマ」にバトンを渡します。
製作者としてではなく視聴者として「空から見る熊本」を楽しみにしています。