ホリエモンこと堀江貴文氏が主宰する『REAL VALUE』。
「日本をもう一度挑戦者に」を掲げ、起業家が自社事業をプレゼン。
現役経営者が、忖度なしの質疑応答で事業の穴や本質を暴くという面白い番組です。
そこへ、国内ドローンショー最大手であるレッドクリフの佐々木公明氏が登壇
ドローンショービジネスの未来をプレゼンしました。
現役のクリエイティブディレクターである僕は
これまで「新しい技術」が「当たり前の道具」に変わる瞬間を何度も目撃してきました。
インターネット、スマホ、SNS、そしてAI。
ドローンショーも今、まさにその過渡期にある。
番組内で審査員たちが指摘していた
「機体を買ってくれば誰でもできる(参入障壁が低い)」という言葉は、
クリエイティブ業界に身を置く人間として非常に耳が痛く、かつ本質的な問いでした。
「驚き」の賞味期限と、クリエイティブの役割
番組内で議論になっていたのは、結局のところ
「ハードウェア(技術)頼みになっていないか?」という点。
数千個の光が夜空に絵を描く。それは確かに美しいし、初めて見れば感動する。
しかし、人間は悲しいほどに慣れる生き物です。
単に「キャラクターが空に浮いている」だけでは、いずれ飽きられる。
ここからが、我々クリエイティブディレクターの出番だと思う。
ドローンは「空飛ぶLED」ではなく、
「空というキャンバスに物語を描く筆」でなければならない。
●ストーリーテリングの導入
単なるロゴ表示ではなく、起承転結のある物語を見せること。
●音楽・ARとの同期
視覚情報だけでなく、没入感を高める演出。
番組内で「IP(知的財産)コンテンツとの掛け合わせ」が提案されていたが、
まさにその通り。技術自体の目新しさが薄れた時、
最後に人を動かすのはいつの時代も「感情を揺さぶるストーリー」なのです。
中国製アプリと機体があれば誰でも実施できるとなれば、
全国の観光地で判で押したようなドローンショーが乱立するでしょう。
「〇〇県に行かないと見られない」という独自性がなければ、
わざわざ足を運ぶ理由にならない。
ここで重要になるのが、「演出力(クリエイティブ)」。
その土地の歴史や伝承をドローンでどう表現するか。
「技術」ではなく「文脈」を売る必要があるのではないでしょうか。
技術はすぐに陳腐化する。しかし、
「あの人が作るショーを見たい」
「あの場所でしか体験できない感動がある」というブランドは色褪せない。
空のエンターテインメントが、未来の日本の夜をどう彩っていくのか。
そんなことを考えさせられた番組でした。
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九州空撮隊は、九州の空をフィールドに、
ドローンを使用した空撮専門のクリエイティブ集団です。
広告制作の現場で経験を積んできたスタッフが、
撮影・編集を担当するので、
動画・スチール写真の使用目的の意図をくみ取り、
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