寒い季節が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回は、「ドローンと自然災害」についてお話しします。
昨年の元日に発生した能登半島地震や、全国各地で頻発する水害など、私たちの生活を脅かす災害が後を絶ちません。
一昔前までは、災害によって寸断された道を人の手で切り拓き、状況を把握するために多くの時間と労力が必要でした。
そのため、効率的な復旧作業を進めることが難しかったのです。
しかし現在では、空から簡単に状況を把握できるドローンの活用により、災害状況の把握スピードが格段に向上しています。
実際に、能登半島地震ではドローンが災害状況の調査にフル活用されました。
上記の写真のように、地震発生後数日から1ヶ月の間に、100回超えるドローンを用いた災害支援活動が行われました。
支援内容は地滑り調査や倒壊状況の確認、孤立地域の調査など多岐にわたり、ドローンの幅広い活用法が示されました。
ドローン普及以前は、ヘリコプターを手配して高性能カメラで状況を調査していましたが、
ドローンを使用すればより迅速に調査を開始でき、復旧の手助けとなります。
この記事を書いている今日は、2025年1月17日。阪神・淡路大震災の発生から30年が経ちました。
この30年の間に、多くの技術が進歩し、ドローンもその一つです。
ドローンを扱う一人として、
災害時に人々を助けるツールとしてドローンがさらに活用される世界が広がることを願っています。
決して人を傷つけるためではなく、
人々を守り、助けるためにドローンが使われる未来を目指したいと思います。
段村 征宏
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九州空撮隊は、九州の空をフィールドに、
ドローンを使用した空撮専門のクリエイティブ集団です。
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撮影・編集を担当するので、
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