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戦争とドローン

昨日は79周年を迎えた「終戦記念日」でした。
1945年8月15日に昭和天皇がポツダム宣言の受諾を
日本全国民に「玉音放送」という形で語り掛けた日です。

日本は第二次世界大戦以降、戦争が起きていないのですが
世界では「パレスチナ問題」「ウクライナ侵攻」、
アフガニスタン、リビア、シリアなど
多くの戦争や紛争が起きており、多くの人々が被害を受けています。

そして、「ウクライナの戦争」では、
かつてない規模でドローン(無人機)が投入されているそうです。
数千台の無人航空機(UAV)やドローンが上空を飛び交い、
敵部隊を追跡したり、砲弾を標的に導くために使われている。
悲しいことに私たちが仕事で扱っているドローンが
人を傷つける道具となっているのです。
この戦争では小型で安価なドローンとして
FPVドローンが強力な兵器として使用されています。
事前に偵察用ドローンや無人航空機(UAV)により標的を定め、
爆発物を積んだFPVドローンを標的に突撃させることが多いようです。

九州空撮隊の機材は全てDJI製品なのですが、
そのDJIドローンも偵察用として、
この戦争で多く使用されているそうです。
いつも手にしている機材が
兵器として空を飛んでいると思うと悲しくなります。

無人機は軍事用として開発され、
一般的な物ではありませんでしたが
カメラを搭載したドローンが開発され空撮が容易になり、
価格もどんどんと低価格な物が出てきて、
手に入れやすくなったことで一般の人々に普及していきました。
様々な経緯を経て発展してきたドローンですが、
今後は農業や建築現場や補修点検・
災害現場・物流の分野で活躍の場が広がっています。
戦争の道具としてではなく、
もっと有効に使える世界にしていかなくてはなりません。

私は、太平洋戦争で住民を巻き込んだ激しい地上戦の戦場となり、
20万人を超す犠牲者がでた沖縄県の出身です。
戦争を体験した祖父母も亡くなり、
身近に戦争の事を知っている人がいなくなくなってきています。
8月15日は、一人ひとりが過去の戦争のことを知り、
命の尊さを考える日ではないかと思います。
また、お盆の時期にあたる方も多いはずです。
ご先祖さまに感謝をし、ウートートーをしましょーねー。
ちなみに沖縄では8月17〜19日(旧盆)なので
帰省できないため沖縄の方角を向いてウートートーしますねー。
おじーおばーおかえり〜。

Imagine / John Lennon & The Plastic Ono Band

https://youtu.be/VOgFZfRVaww?si=ziuDC8aiJkDuFGdU

 

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九州空撮隊は、九州の空をフィールドに、
ドローンを使用した空撮専門のクリエイティブ集団です。
広告制作の現場で経験を積んできたスタッフが、
撮影・編集を担当するので、
動画・スチール写真の使用目的の意図をくみ取り、
企画の内容をしっかりと把握した上、
さまざまなアウトプットに対応できる空撮を、
ワンストップでご提供します。

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