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教則でお勉強 その12「機体の整備・点検・保管・廃棄」

ドローンの素人「ハヤシ」は
これって何よ?って思ってることを
少しずつクリアにしていきたいと
常々思っています。

 

「無人航空機の飛行の安全に関する教則」でボチボチ勉強。
今回は、機体の整備・点検や保管、廃棄について。
機体を安全に運航させるために、とても大切なことですね!

 

出典:国土交通省ホームページ(https://www.mlit.go.jp/common/001602108.pdf)

 

さあ、勉強!勉強!

 

運航者が実施すべき、定期的な整備・点検項目

無人航空機を運航する者は飛行前後の整備・点検はもちろん、それに加えて無人航空機のメーカーが定めた一定の期間や一定の飛行時間ごとに整備点検を行う必要があります。国土交通省の「無人航空機飛行マニュアル」によると、「20時間の飛行ごと」に点検整備、記録することが推奨されています。整備・点検を行なった際には、「無人航空機の飛行日誌の取扱要領」に従って、点検・整備記録を作成し管理します。エンジン機において、運航者のエンジンの整備に関する知識及び技能が不足している場合は、専門の整備業者に依頼した方がいいようです。

 

【飛行前の点検】
飛行前には、以下の点について機体の点検を行う。
○各機器は確実に取り付けられているか(ネジ等の脱落やゆるみ等)
○発動機やモーターに異音はないか
○機体(プロペラ、フレーム等)に損傷やゆがみはないか
○燃料の搭載量又はバッテリーの充電量は十分か
○通信系統、推進系統、電源系統及び自動制御系統は正常に作動するか

【飛行後の点検】
飛行後には、以下の点について機体の点検を行う。
○機体にゴミ等の付着はないか
○各機器は確実に取り付けられているか(ネジ等の脱落やゆるみ等)
○機体(プロペラ、フレーム等)に損傷やゆがみはないか
○各機器の異常な発熱はないか

【20時間の飛行ごとの点検】
○交換の必要な部品はあるか
○各機器は確実に取り付けられているか(ネジの脱落やゆるみ等)
○機体(プロペラ、フレーム等)に損傷やゆがみはないか
○通信系統、推進系統、電源系統及び自動制御系統は正常に作動するか

 

(様式2)無人航空機の日常点検記録には、飛行の前後の日常点検を記録します

 

(様式3)無人航空機の点検整備記録には、20時間飛行ごとの点検を記録します

 

リチウムポリマーバッテリーの保管方法

リチウムポリマーバッテリーの保管方法における主な留意点です。○満充電状態での保管や飛行後の放電状態での保管は、電池の劣化が進みやすく、電池が膨らみ使用できなくなる場合が多いので、長期間使用しない時は充電60%を目安に保管します。
○発火する危険があるため、バッテリー端子がショートしないように細心の注意を払ってください。機体コネクタとバッテリーを接続したままにしないようにしましょう。
○万が一発火しても安全を保てる不燃性のケースに入れ、突起物が当たってバッテリーを傷つけない状態で保管します。
○落下させるなど衝撃を与えたり、水に濡らさないようにします。
○高温(35℃超)になる環境での保管はしないようにします。

 

リチウムポリマーバッテリーの交換

交換時期のチェックが重要なものとして、リチウムポリマーバッテリーが挙げられます。リチウムポリマーバッテリーが膨らんでいる場合は、過充電などでバッテリー内部に可燃性ガスが発生している可能性があるため、早めに交換を行うようにします。

 

リチウムポリマーバッテリーの廃棄方法

無人航空機の運航で生じる廃棄物は、各地方自治体のルールに従って廃棄しなければなりません。事業で用いたリチウムポリマーバッテリーを廃棄する場合は、法律に則り「産業廃棄物」として廃棄します。

 

【今回の学び】
安全な無人航空機の運航にあたり
慌てて部品を取り寄せたり
修理したりってことがないよう
日頃から点検・整備を怠らず
いつでも安心して飛行できる状態で
スタンバイしておきたいですね。

 

素人ハヤシは、このように
少しずつですが、頑張っております。
ではまた!次回の学び報告で。

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