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空港で飛行するには・・・

こんにちは!
九州空撮隊の段村です。

先日、とある大企業からの案件で空港の中でドローンを飛行してほしいという依頼がありました。

ドローンパイロットの方なら敏感になってしまう「空港周辺」というエリアを超え、
空港「内」での飛行という航空法でも厳しく制限されているエリアとなります。

空港といえば、
旅客航空機の往来があったり、場所によっては自衛隊や救助隊の緊急出動があったりと
常に何が起きるかわからない、危険度が高い場所となります。

そんな場所でドローンを飛ばす行為というのはなかなかに厳しく、難しい事です。

九州空撮隊としても、過去何度か空港周辺区域にてドローンを飛行させていますが、
航空法等関係条例に基づいて空港周辺を飛行する航空機よりも遥かに低い高度に設定して
安全な運航を行なっております。

もちろん、この際にも空港等には事前の協議を行った上で飛行させます。
(下図で言う一番左の(A)にあたるエリアです)
飛行禁止空域図
出典:国土交通省ウェブサイト (https://www.mlit.go.jp/koku/koku_fr10_000041.html)

今回、空港に設定されている高度制限を超える飛行ということで、
普段は関西「航空局」に申請するところを、関西「空港」事務所に申請を行いました。
申請にあたって、
・飛行させる空港
・飛行させる空域を管轄する空港(飛行させる場所と同じ場合あり)

空港周辺であれば、飛行させるドローンのメーカーにもよりますが、
簡単な手続きで飛行可能になりますが、

ドローンを空港内で起動させるとエラーメッセージが出現し、
プロペラを回すこともできません。

その場合でも、弊社が普段使用しているDJI社の機体であれば、
少々手間はかかりますが、空港からの許可証や必要書類をまとめてDJIに送信すれば、
ユーザーのみでロックを解除することもできます。

ですが、今回の案件ではDJI機の使用ができず、
AUTEL社のEvo2 Proという機体をレンタルしました。

Evo2 Proも諸々の手続きを行い、
機体のファームウェアをアップデートすれば空港周辺・空港内でも飛行できるとのことで、
すでにアップデートされている機体を手配しましたが・・・

プロペラが回らない・・・

撮影ができない可能性も出てきて
焦りながらも何度も再起動・・・

なんとかプロペラも周り、
制限が解除されていることを確認しました。

途中、セスナ機の往来がありましたが、
空港職員の皆様のご協力もあり、
無事に撮影が終了しました。

やはり、航空法は奥が深い・・・

これからも、安心安全な飛行ができるよう、
パイロットの技術向上、関係法令等の把握等に努めてまいりますので
これからも九州空撮隊をよろしくお願いします。!

段村 征宏

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九州空撮隊は、九州の空をフィールドに、
ドローンを使用した空撮専門のクリエイティブ集団です。
広告制作の現場で経験を積んできたスタッフが、
撮影・編集を担当するので、
動画・スチール写真の使用目的の意図をくみ取り、
企画の内容をしっかりと把握した上、
さまざまなアウトプットに対応できる空撮を、
ワンストップでご提供します。