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人口集中地区と夜間飛行

お疲れ様です。
九州空撮隊の段村です。

最近、有難いことに忙しくさせていただいてます。
さまざまな空撮プランのご相談をいただき、
映像のイメージを伺ってるだけでこちらもワクワクします。

お問合せをいただいた際は、基本的に以下のことをお伺いします。
・予定スケジュール
・飛行予定場所
・イメージしている空撮の画

弊社では、国交省より
人口集中地区(DID)や夜間飛行などの飛行が可能になる年間包括許可を頂いておりますので、
大半の場所は飛行可能な状態と思われます。
(ただし、所有者の許可など各所への許可申請は必要です。)

しかし、内容によっては国交省、または関係各所への許可申請が必要になってきます。

と、言ってもどんな内容が
国交相への申請が必要になるのか。

国交省のHPには”一応”記載されてますが、
パッと見では分からない条件もあります。

ということで、
国交省への申請が確定する飛行条件の一つ
『人口集中地区(DID)』×『夜間飛行』
についてお話ししていきたいと思います。

なぜ、このタイミングでお話をするか。。。
理由は、前回のブログ
やっぱ人吉っていいですよね〜。
をご覧いただければ分かります。

まさにこの2つが組み合わさった難しい案件でした。

まずは、用語の説明から

・人口集中地区(DID)

1)原則として人口密度が1平方キロメートル当たり4,000人以上の基本単位区等が市区町村の境域内で互いに隣接して、2)それらの隣接した地域の人口が国勢調査時に5,000人以上を有するこの地域を「人口集中地区」とした。
(総務省統計局HPより)

簡単に説明すると、
住宅街や商店街など人が密集している場所のことです。

・夜間飛行

航空機は、夜間(日没から日出までの間をいう。)
(航空法 第六十四条)

 

それぞれ単体での条件下であれば
先ほどもお話しした包括許可があれば飛行可能ですが、
二つが組み合わさった条件下でのドローン飛行は大変危険です。

そのため、それぞれの条件で国交省から許可が降りていても
案件の度に許可申請を行う必要があります。

この申請は10開庁日を目安に許可が降りると言われていますが、
(書類に不備がない場合)
最近の国交省さんはお忙しいようで、
1ヶ月以上かかることもよくあります。

と言った具合で、
お急ぎの場合ご要望にお答えできない可能性もあります。
空撮を少しでも予定される場合は、
まずはお電話ください。

お電話で出来るだけ不安を払拭できるよう努めてまいりますので
お気軽にご相談ください!
(なんだか法律事務所のCMっぽいですが)

それでは、また次回お会いしましょう!

段村 征宏

(記載の内容は2023年2月の情報です。)

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九州空撮隊は、九州の空をフィールドに、
ドローンを使用した空撮専門のクリエイティブ集団です。
広告制作の現場で経験を積んできたスタッフが、
撮影・編集を担当するので、
動画・スチール写真の使用目的の意図をくみ取り、
企画の内容をしっかりと把握した上、
さまざまなアウトプットに対応できる空撮を、
ワンストップでご提供します。