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さよならバッテリー。

さよならバッテリー。

こんにちは。
九州空撮隊の東です。

今回はドローンを飛行させるのに大切な
バッテリーについて書かせていただきます。

近年ではドローンという言葉を聞くと
空を飛んでいる怪しい機械として知られていますが
ひと昔前はマルチコプターと言われていました。
その言葉を聞いて懐かしいなぁと思っている人は
オタクです!ww

ドローンとは無人航空機や無人車両・船舶などの
無人で稼働するものを総称していて、
3つ以上のローターを搭載している無人航空機をマルチコプターと呼んでいました。
よく見る形の4枚羽根はクアッドコプター、6枚だヘキサコプターと
ヘリの一種として捉えていました。
(厳密には有人の機体もマルチコプターといいます)
急激な技術進歩のおかげで広く普及されるようになり、
法律が整備され、創業当時とは機材も法律も大きく変わりました。

大きく変わったこととしてバッテリーの進化も挙げられます。
モバイルバッテリーは年々小さくなり、容量が増え、
チャージ時間も短くなってきています。

ドローンで使用するバッテリーはリチウムポリマー電池という種類のもので
大容量の電気を蓄えることができる優れものです。
進化しているとはいえ、
リチウムイオンやリチウムポリマー電池の取り扱いには注意が必要なんです。
過充電や高温、衝撃に弱く、異常発火や爆発などの恐れがあります。
とってもデリケートなやつなんです。

が!!!!

私たちが仕様しているDJI製品のバッテリーは
インテリジェントフライトバッテリーという長い名前があります。
なんか賢そうな名前ですよね。
それもそのはず、バッテリー情報(残量、充放電状態)などを管理するシステムが搭載されていて、
使用中の状態をアプリで常時見ることができるんです。
さらにリポバッテリーの弱点である過充電を防いでくれるので、
充電中の監視の必要はありません。
(昔は充電しっぱなしだと発火する恐れがあったので寝ずに充電を待っていたものです・・)

前置きが長くなりましたが、
そんな賢いバッテリーたちにも寿命があるんです。
炎天下や冬の阿蘇の氷点下の中酷使してきたバッテリーたちと
お別れするサインがあるのです。

それは、バッテリーが太って膨れてしまうんです。
理由は色々化学的な事でなると思うのでよくわかりませんが
昔よくあったガラケーのバッテリーがパンパンで蓋が締まらなくなるアレです。

今回は引退勧告したバッテリーたちを労うため
写真付きでご紹介いたします。

【No.1】
今回引退するバッテリーでは最古参でありながら未だ現役のベテラン機
DJI Phantom4 Pro V2.0 インテリジェントフライトバッテリー 6,000mAh。
最大飛行時間:約30分(DJI調べ)

【No.2】
発表当時の最小ドローンにして高性能スペックを持ち合わせたMavicシリーズの初号機
DJI MAVIC PRO インテリジェントフライトバッテリー3,830mAh。
最大飛行時間:約27分(DJI調べ)

【No.3】
RAW撮影・レンズ交換が可能なプロ機
DJI Inspire 2 TB50 インテリジェントフライトバッテリー4,280mAh。
最大飛行時間:約27分(DJI調べ)

【No.4】
Mavicシリーズの次男坊。安定感、クオリティ全てを兼ね揃えた天才機
DJI Inspire 2 TB50 インテリジェントフライトバッテリー3,850mAh。
最大飛行時間:約31分(DJI調べ)

 

上記4機の経年劣化したバッテリーたちを引退させることになりました。
今まで事故なく撮影することができたのはバッテリーたちにの頑張りがあったからこそ。
本日寂しいですが送り出しました。
彼らはベスト電器が回収してくれます。

今回ドローンのパーツに特化した内容でしたが
また、変な目線で特集できるものがあれば
ご紹介していきたいと思います。